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【美肌効果ばっちり!!】秋限定の秋鮭を楽しもう

鮭の美肌効果と美味しいレシピ お魚の豆知識

鮭に詳しくなくても、晩夏から秋にかけて「秋鮭」が売られているのを目にしたことがあるのではないでしょうか。鮭と言えば切り身の塩鮭を思い浮かべることが多いですが、この時期しか味わえない秋鮭を堪能しましょう。美肌効果のあるアスタキサンチンを含み、鮭の中では脂質が少なく良質なタンパク質である秋鮭の魅力を知れば、きっと食べたくなるはずです。
 

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秋鮭を美味しく食べよう

普段塩鮭で作っている料理を、秋鮭に代えて作ることもできますが、秋鮭ならではの楽しみ方があると毎年食を通じて季節を感じることもできます。定番のムニエルはもちろん、ホイル焼きや幽庵焼き、フライ、グラタンやシチューなど和食洋食を問わない鮭は頼もしい食材でもあります。
最後に秋鮭を使ったおすすめ料理をご紹介します。

秋鮭たっぷりのみぞれ煮


【作り方】
①大きめの一口大に切った秋鮭に片栗粉をまぶして、揚げ焼きにする。
②大根おろしを用意する。出てきた水分は捨てずにとっておく。
③別の鍋に麺つゆと大根おろしの汁を入れて、煮汁として適当な濃度にする。
(麺つゆの代わりにだし汁・酒・醤油・みりん・砂糖などを使ってお好みの味付けにしてもよい)
④鮭を煮汁に入れて味をふくませる。最後にたっぷりの大根おろしを入れてひと混ぜしたら完成!

最後に大根おろしを入れるので、煮汁は少し濃い味付けにしておくと味がぼやけません。さっと茹でた青菜を添えると彩りも美しくなります。

旬の秋鮭といくらを使った、宮城県の郷土料理「はらこ飯」


【作り方】
①米は研いでザルにあけておく
②秋鮭を大きめの一口大に切り、醤油とみりんで煮る
③②の煮汁に水を足して炊飯する
④炊き上がったごはんに、鮭といくらをのせて出来上がり

鮭の煮汁でご飯を炊くので、鮭の旨味や栄養を無駄なく食べることができます。秋は筋子がたくさん販売され、自分でいくら作りを楽しめるシーズンでもあります。たっぷりの自家製いくらをかけて、豪華な秋の一品にしてはいかがでしょうか。

鮭のアスタキサンチンは美肌効果抜群!

鮭の身が赤い理由

鮭は白身の魚ですが、なぜ身が赤いのかご存知ですか?
鮭の身はアスタキサンチンと呼ばれる天然色素を含むためです。広大な海を回遊し、産卵のために川を遡上する鮭は厳しい環境の中で生き延びなければなりません。鮭はアスタキサンチンを含んでいるオキアミなどを餌にして、アスタキサンチンを筋肉に貯めていきます。鮭の中でも特に赤い紅鮭はアスタキサンチンを豊富に含んでいます。また、赤い宝石のようなイクラにも多く含まれています。

アスタキサンチンとは?


ではアスタキサンチンにはどのようなはたらきがあるのでしょうか。

アスタキサンチンは強い抗酸化作用をもち、細胞にダメージを与える活性酸素から守ってくれるはたらきがあります。私たちの体にはもともと、活性酸素を利用することで悪い病原体から身を守るメカニズムがあるため、一概に活性酸素=悪いというわけではありません。しかし過剰な活性酸素は細胞にダメージを与えてしまいます。

紫外線やストレス、タバコなど活性酸素が増える原因は様々です。活性酸素が肌に影響を及ぼすと、シミ・しわ・肌荒れにつながります。抗酸化作用の強いアスタキサンチンをたっぷり摂ることで、健康的な美肌を手に入れたいですね。

鮭の豆知識

鮭の種類

私たちがスーパーで見かける鮭は、「秋鮭」「銀鮭」「紅鮭」「アトランティックサーモン」「トラウトサーモン」などがほとんどです。日本で鮭と言えば「白鮭」「銀鮭」「紅鮭」を指し、秋鮭は白鮭の別の呼び名です。
○○サーモンと呼ばれるものは、日本の河川を遡上しない鮭や養殖されたニジマスを指します。

名前の由来

「秋鮭」は秋になると産卵のため、自分が生まれた東北や北海道にある河川を遡上します。これが秋鮭と呼ばれる由来です。「銀鮭」は時知らずとも呼ばれていますが、実は秋鮭と関係しています。銀鮭は北海道近海を泳ぎ、ロシア河川を遡上すると推定されているもので、海を回遊している時に捕獲されたものです。水揚げされる時期が秋鮭よりも早いことから「時期を間違えた鮭」という意味で「時知らず」と呼ばれるようになりました。「紅鮭」は北太平洋・ベーリング海・オホーツク海に棲息し、成熟すると頭部以外が鮮やかな紅色になることからそう呼ばれています。身が赤いので赤身の魚と思うかもしれませんが、鮭は白身の魚です。
「アトランティックサーモン」はタイセイヨウサケとも呼ばれ、名前の通り各国の北大西洋とそれにつながる河川に多く分布しています。「トラウトサーモン」というのは品種や商品名で、実態は海で養殖された「ニジマス」です。マスは英語でトラウト(trout)です。

最後に

秋だけ!秋鮭の特徴をご紹介

限られた時期にしか味わえない秋鮭は、他の鮭と何が違うのでしょうか。

秋鮭の特徴として、脂質が少なく身がしまっていることが挙げられます。産卵を控えた秋鮭は卵に栄養を与え、川の遡上に向けてエネルギーを消費しているためです。一方、銀鮭は産卵前に回遊している鮭なので脂質が多く身が柔らかい特徴があります。

脂質の多い鮭はもちろん美味しいですが、食べすぎると脂質過多になることがあるので注意が必要です。また、保存のため塩鮭に加工されているものも多く、高血圧や腎臓が悪い人にとって塩分摂取量の調節が難しいこともあるかもしれません。秋鮭はさっぱりとした淡泊な味わいで、調理の際に好みの塩加減に味付けできるメリットがあります。脂質や塩分が少ないので、メインのおかずとしてたっぷり摂ることができますね。

秋しか味わえない秋鮭。美肌効果も抜群となれば食事全体のバランスを取りながら美味しく食事に取り入れたいですね!

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